新島サーフィン自粛解除のお知らせ!「サーフィンに光を!プロジェクト」始動

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この度、東北地方太平洋沖大地震で大津波の被災が大部分だったため、プロアマ問わず全国的にサーフィン自粛の要請願いがでていました。新島はローカルが一体となって海に対する危機管理と出来る限りの安全体制を整え、連盟の承認を得た上でサーフィン自粛の解除をしたいと思います。
その名もサーフィンに光を!プロジェクト!!


サーフィンに光を!プロジェクト~新島から~

【はじめに】
ここに謹んで東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。いまだに多くの方が不明でありますが、一人でも多くの方が発見されることを望んでおります。また、命をかけて支援・救助にあたっているすべての方々に心から感謝するとともに、関係者の安全を心からお祈りします。
【現状】
今この瞬間も津波や地震で行方不明になられている方々の捜索が続いています。とりわけ津波により多くの犠牲者がでたことで、サーフィン業界は、大きな衝撃をうけました。
この状況の中、JPSA、NSAをはじめとする組織や全国のローカルポイントで波乗り自粛が叫ばれています。
各々が自粛という選択をした大きな理由として次の3つの要因が挙げられるのではないでしょうか?
①海で犠牲になられた方々への哀悼の意、同じ仲間がサーフィンできないことへのいたわり。
②再び大津波が発生するのではないかという恐れ、万が一、自らが災害にあった場合、迷惑をかけてしまうのではないかという思い。
③自粛が呼びかけられている中では、入りづらい。

【新島ローカルの考え】
私たち新島ローカルは、こう考えます。
上記の①はすでにサーフィンをしている方がいらっしゃるように個々で判断すれば良いと思う。②③については、やり方により改善できる。このままではサーフィン業界全体ならびに関係する方々が経済的にも精神的にも破綻しかねない。大きな組織では、サーフィン解禁日の判断はなかなか下せないだろう。
しかしサーファーや海の人は・・・

・海に入らないサーファーにチカラはみなぎらない。
・パワーがなければ人を助けられない。
・笑顔の消えたサーファーには何もできない。
・元気な者が元気でなければ、救いの手は拡げられない。

私たちは名も無きサーファーです。日本の新島という波乗りの島で生まれ、今も波乗りを生きる喜びの源として生活しています。「誰かが光を与えなければならない」という考えから次の結論を出しました。


【結論】
余震も続く中で賛否両論があることは重々承知の上で、次の事を決めました。
新島は安全対策を講じた上で、3月26日(土)から全面的にサーファーを受け入れると同時に歓迎します。
新島でサーフィンすることで、ローカルサーファーの誰一人として、非難しないことを約束します。
対応・各ポイントへの大津波警報発令時の対応看板設置(順次、準備をすすめています)
   ・各宿泊施設への避難所一覧の配布
   ・パトロールの実施

今もなお復興作業や震災被害が続く中、賛否両論あるとは思いますが、一日でも早く皆の笑顔が戻るように、海でしか自分を表現できないサーファーの為に・・・
過去に震災被害を受けた新島サーファーである自分だからこそ出来る事をやりたいと思っています。
あくまでもサーフィンは「自己責任」「自己判断」ですが、一人一人が意識を持つ事で防ぐことのできる事態というのがあるはずです。これからの時期、地形が整いだしクリーンなパワーブレイクをより多くのサーファーに楽しんでいただけるよう新島ローカル一同、復興活動と共に新島のサーフ環境をより良くしていきます。
これからも新島をよろしくお願いします。
<新島YOJIさんブログ>
the-sea.sblo.jp/article/43956682.html
<新島支部長ブログ>
ameblo.jp/ksk-1038/
新島ローカルサーファー一同
新島支部長
富田圭介

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