日本サーフィン連盟からのお知らせ
日本サーフィン連盟
チームリーダー 各位
チームリーダーの皆様には、当連盟の新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防
止策にご理解をいただき、感謝いたします。
さて、会員更新時期を前に、皆様からお預かりしております会費について、ご説明さ
せていただきます。
例年1 月より会員期間が始まり、皆様のサーフィン賠償責任保険の加入、波情報の
配信、年間誌の制作発行などのサービスのほか、会員システムの保守管理、各種書
類の発送等の経費、各種資格、スクール、普及活動などの各種事業の運営費等に、
大切に使用させていただいております。これらのサービスや事業は来年度も行わせ
ていただく予定です。
以上を踏まえ、来年度も今年度同様の内容にて会員募集を行わせていただきます。
ご理解いただき、引き続きご協力くださいますようお願いいたします。
また、今年度に計画した主催大会も思うように開催することが出来ず、毎年の目標と
して1 年を過ごされてきた皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。
9 月より、都内を含む国内の行き来が自由になった事により、来月11 月に2 つの主
催大会を計画しております。これはポイント対象とはしない大会で、開催地からの要
望もあり、定員を設けての実施となります。ここでコロナ禍におけるイベントとしての実
績を積み、来年度の主催大会を開催していくことを目標としております。
◆2021 年度の主催大会は、4 大会の開催を予定いたします。
級別選手権大会 福島県いわき市
ジュニア選手権大会 開催地調整中
全日本選手権大会 愛知県田原市
マスター選手権大会 高知県東洋町
感染症対策によりスケジュール、出場人数は調整いたします。
主催大会は皆様のエントリー費をもとに開催いたしますが、NSA のように大勢の人々
が集う大会を運営するには、より多くの経費がかかります。そこで、日本スポーツ振興
センターの助成金、大会開催地自治体からの補助金、スポンサー様からの協賛金を
運営費に補填し、毎回開催しております。
◆2021 年度の公認大会も現在受付を開始しております。
公認大会やサーフィン検定、支部予選など開催を予定される際、感染症対策を踏
まえた資料等の提供も連盟よりしていく所存です。
なお、皆様の会費により、連盟としての基盤を守ることはできましたが、例年実施する
事業の多くが予定通り実行できなかった結果、運営資金を含むNSA の運営そのもの
が厳しい状況となりました。そこで、コロナ関連の持続化給付金や雇用調整助成金、
家賃補助等の申請を行い、事務局や役員の経費も大幅に削減するなどしながら現在
維持しております。
コロナ後(ポスト・コロナウイルス)の日本国内、世界がどのような様相を呈するのか、
現時点では誰にもわかりません。確かなのは、この危機を踏まえた、新たな形の主催
大会をはじめとした様々なNSA 事業が求められるでしょう。我々はそれを踏まえて、
来年度以降も皆様に喜んでもらえる、またサーフィンの発展につながる、主催大会を
はじめとした各事業を展開していきます。
そこで、支部長の皆様にお願いです。会員の皆様からのご意見ご要望がございまし
たら、11 月末までに当連盟事務局までメールにてお知らせください。また、12 月に予
定されている定例会議ですが、今年度はリモートでの会議として支部長の皆様に参
加していただき、実施をする予定です。詳細は追ってお知らせします。
支部長の皆様、チームリーダーの皆様、会員の皆様、連盟の活動に寄与していただ
いている全ての皆様が安心してサーフィンを楽しめるよう、サーフィン競技の健全な発
展とサーフィンの普及を図って参ります。今年度予定された主催大会や各種事業が
予定通りに行われず、皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びし、今まで支え
ていただいた皆様のご厚意に答えるためにも努力を惜しまず、活動を続けて参りま
す。
サーフィンは、三密にあてはまらず、感染症対策のルールとガイドラインを守れば、安
全なスポーツとして楽しめます。我々はコロナ禍の中にあっても、これに対応して、来
年度の主催大会を継続して参ります。皆様の協力なくしてこの危機を乗り越えること
はできません。どうぞ、当連盟の今後の指針をご理解いただき、今後も皆様のご協力
をよろしくお願いいたします。
2020 年10 月26 日
一般社団法人日本サーフィン連盟
理事長 酒井厚志